森山大道写真展 S'

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「大阪にいた若いころのぼくにとって、銀座という名の街は、ひたすら憬れの場所であり、東京そのものであった。遠く離れた西方の街角から、さまざまなイメージを想い描いていた。
しかし、その後上京してカメラマンを志したが、憧憬は憧憬のままとしても、ぼくと銀座の街との関わりやつきあいは、意に反して淡いものであった。30年前に、前後いくつかの写真展を開いたことはあったものの、街とそこに集う人々が醸すリファインされた雰囲気にいまひとつ馴染むことができず、折にふれ仕事で通りすがることはあっても、ゆるりと銀ブラをすることもなく、またいつもの、ぼくのテリトリーであるワイルドな新宿に舞い戻ってしまう自分がいた。
そんな、かつての憧憬の地銀座で、今度ふたたび写真展を開催することになった。
それは、ここ十年来リコー・カメラを愛機としてきたことによるご縁だと思う。
銀座というカラフルでファッショナブルな街並のなかで、リング・キューブのガラス張りの空間に、ぼくの写すモノクロームの世界がどう映り見えるのか、楽しみである。」
森山大道

2008年12月3日(水)~12月28日(日)11時―20時(火曜定休)
会場:RING CUBE(リング キューブ)
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8階/9階(受付9階)
http://ringcube.jp
入場無料